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すんげえの見っけた!!

久しぶりにすんごい音楽と出会ってしまいました。
先週タワレコで視聴して、その場で衝動買い。

普段買い物をする時は
ケチって躊躇しちゃうチョイださコヤジですが、
思わず胸を掻き毟られるようなインパクトに、
財布の中の金額も確かめるコトなくレジへ直行!!
(実は英世が2人しか入ってなかったけれど…苦笑)



今回ボクが紹介するアーティストは
『Rodrigo y Gabriela』というメキシコ出身のギターデュオ。
コンビ名からわかるように、男性と女性2人組です。
この2人がね、もうヤバイのですわ…。

同じアコースティックなギターデュオというと
ゴンチチ辺りを思い浮かべると思いますが、
ちょっとニュアンスは違いますね。
もうね、ものすんごいテンションなんです…。

男性のロドリゴがリードギターでメロディーを担当。
まず、カレがヤバイ…。いわゆる超絶的バカテク。
生ギターとは思えないスピードの速弾きと
生ギター特有の繊細で柔らかく温かい音色と…。
その対照的な二つの音を完全に使いこなし、
文字通りを彼らの音楽をリード。

しかし、彼らの最大の特長は
何と言ってもリズム担当のガブリエラ。
これはうまく表現できないんだけど、本当にヤバイ。
右手の4本の指を目いっぱい使って、
6本の弦をジャカジャカかき鳴らすだけじゃなくて、
ギターのボディーをボコボコ叩いたり、
ギターの弦を上からボンボン殴打してみたり…。

小さい体でデッカイギターを抱えるように弾いている彼女が
生み出しているとは到底思えない力強い音の数々が、
彼らの音楽をエネルギッシュでアゲアゲな存在へと強烈に昇華。
月並みな表現なのであまり使いたくはないけれど、
心に響いて、まさに『情熱的』であります。

正直言うと、ボクは生ギターを
ジャンジャカ弾くのってあまり好きじゃないんですよね。
何だか下品な気がしちゃって…。
だから、フラメンコギターとかの音色って
実はあまり受け付けなくて…。
(モンちゃん、perdon!!苦笑)

でもね、彼女のソレは、そんなボクでも
思わず惹きつけられてしまうインパクトがありました。
自然と手を叩きたくなっちゃう感じ。
しかも胸の前じゃなくて頭の上で。
とにかく、すんごい迫力なんです。

タワレコの店員さんによるグループ紹介には
『フラメンコ的』と表現されていましたが、
それは完全に間違いですね。
コレは『RyG』というジャンルです!

今回のアルバムにはライブDVDとともに
彼らのインタビューも付いていました。
その中で話す彼女の英語が本当にヘタッピでね…。
もうカナリ好印象!ポイント大幅UP!!(笑)

ライブのシーンも、まさかギター2本だけで
演奏しているとは思えないようなテンションの高さ。
フロアを埋めるオーディエンスは、
メタルのライブと見違うほどの盛り上がり…。

こりゃ、一回爆音で彼らの音楽を聴いてみたいな…。
もし日本にやって来るコトがあったら、絶対に駆けつけるゾ!
なんて、ツアーのスケジュールを確認してみたら、
ヨーロッパとアメリカのみ…。そりゃ、そうか…(苦笑)

you tubeなんかでも聴けるので、
興味のある人はゼヒ視聴してみてください!
今年の夏は熱くなるコト間違いなし?!

  by pippo_senzaki | 2007-07-25 12:39 | 音楽

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